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<戊辰戦争150年>鹿角の苦難 史料で回顧 先人顕彰館特別展、特異な歴史伝える

鹿角口の戦いで盛岡藩士が使った武具が並ぶ特別展

 戊辰戦争で敗れた奥羽越列藩同盟軍の盛岡藩から分離し、1871年に秋田県が編入した鹿角地方の特異な歴史を伝える特別展「戊辰戦争の中の鹿角」が鹿角市先人顕彰館で開かれている。来年3月30日まで。
 列藩同盟から離脱した秋田藩領内に盛岡藩が侵攻した1868年の「鹿角口の戦い」を絵日記や年表で紹介。盛岡藩家老の楢山佐渡がかぶった総大将の印「黒熊」や藩士の甲冑(かっちゅう)、農兵の袖札などを展示している。
 盛岡隊は鹿角から西進し大館、鷹巣(北秋田市)を奪ったが、近代兵器を持つ佐賀藩が加わった新政府軍の反撃を受けて退却した。
 鹿角地方は戦後、江刺県などを経て秋田県に組み入れられた。顕彰館の小田嶋隆一館長は「鹿角にとって戊辰戦争は大きな歴史の転換点。敗者となった人々が苦難を乗り越えてきたことを知ってほしい」と語る。
 午前9時〜午後4時半。一般210円、高校生100円、小中学生50円。休館日は月曜、祝日、毎月末日、年末年始(12月29日〜1月3日)。連絡先は同館0186(35)5250。


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2018年12月19日水曜日


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