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<東日本大震災>宮城・名取駅前に複合ビル完成 歩行者デッキで駅に直結、被災図書館や公民館など入居

大勢の市民らが並んだ複合ビルへのペデストリアンデッキ

 東日本大震災で被災した宮城県名取市図書館や同市増田公民館が、スーパーなどと一体の複合ビルとしてJR名取駅前に再建され、現地で19日、完成を祝うセレモニーがあった。複合ビルはペデストリアンデッキで駅に直結しており、同市の新しいランドマークを一目見ようと大勢の市民らが詰め掛けた。
 複合ビルは図書館や公民館などがある5階建ての北棟と、54戸の住宅やスーパーなどが入る11階建ての南棟、駐車場棟から成り、延べ床面積は計約1万4630平方メートル。ペデストリアンデッキは駅2階から延び、図書館入り口に接続する。
 セレモニーでは、近くの同市増田保育所の園児らがくす玉を割るなどした。長さ約70メートルのペデストリアンデッキには開館を待つ数百人の市民が列をなした。
 山田司郎市長は「名取駅前は震災や少子高齢化の影響で、かつてのにぎわいが失われつつあった。名取の新しい顔として市民に親しまれ、活用されることを期待する」と述べた。
 旧図書館などは震災の揺れで壁が崩れるなどして解体。カナダ政府の寄付で造られた代替施設などで暫定運営が続けられていた。


2018年12月20日木曜日


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