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<暮れゆく平成>(1)復興進む内湾地区の夜景(宮城・気仙沼)/人戻り 水面に光再び

復興が進む気仙沼市の内湾地区。夜の明かりが戻りつつある

 2018年が幕を閉じようとしている。東日本大震災から8度目、平成最後となる年の瀬が迫る。東北の被災地の現状や人々の営みを見詰めた。

 震災前、宮城県気仙沼市随一の繁華街としてにぎわった内湾地区。津波で壊滅的な被害を受けた地域の復興が進み、かつてのような夜の光が戻りつつある。
 冷たい海風が吹きつける港町では、商業施設や災害公営住宅の明かり、ライトアップされた防潮堤の光が水面を照らし、きらびやかな雰囲気を醸し出している。
 今年11月、官民出資のまちづくり会社「気仙沼地域開発」が整備した観光集客施設「迎(ムカエル)」は地区に彩りを加えた。おしゃれなカフェやレストランがあり、若いカップルや観光客でにぎわう。
 地域開発は来年4月以降、飲食店などが集まる二つの商業施設を地区内に完成させる予定。同社の事業推進チーム統括マネージャー千葉裕樹さん(40)は「内湾に以前のような人の流れが戻ってきた。来年はさらににぎわいが増すだろう」と期待している。


2018年12月20日木曜日


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