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岩手・釜石、最後の災害公営住宅完成 全1316戸の整備完了

海が見える浜町復興住宅の集会室

 東日本大震災で被災した岩手県釜石市が整備する最後の災害公営住宅「浜町復興住宅」(31戸)が完成し、19日に現地で式典があった。岩手県整備分と合わせて市内47団地、計1316戸の建設が完了した。
 浜町復興住宅は鉄筋コンクリート5階で、全戸から海が見える。最上階に集会室を設け、隣接する展望デッキと一体で使用できるようにした。民間事業者が建設し、市の買い取り価格は9億5126万円だった。
 今年2月の完成予定だったが、大規模な地盤かさ上げ工事に伴って工期が延びた。入居内定者への代替措置として市は別の場所に災害公営住宅を追加整備し、希望者を移した。
 市内では2013年3月に最初の災害公営住宅が完成し、同年4月に入居が始まった。土地区画整理事業などの宅地整備は11月末現在、計画戸数の93.6%に当たる1354戸分で工事を終えており、本年度末の完了を予定している。
 野田武則市長は「最初の災害公営住宅が完成してから5年9カ月。被災者には一日千秋の思いをさせたが、何とか年内に間に合った。新たな気持ちでお正月を迎えてほしい」と話した。


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2018年12月20日木曜日


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