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国道45号 利府「道の駅」構想再始動 年度内に基本計画策定

浜田地区に整備が予定される交流センターについて意見を交わす住民ら

 東日本大震災で被災した宮城県利府町浜田地区の国道45号沿いに、町内初となる道の駅の機能を持つ「浜田復興交流センター(仮称)」を建設する構想が再び動きだした。町はこれまで復興事業を優先してきたが、地区の浜田漁港の防潮堤整備がほぼ終了したことから、年度内に交流センターの基本計画をまとめる方針だ。
 町はJR仙石線陸前浜田駅前の町有地1.5ヘクタールに、海産物などの販売施設や飲食スペース、駐車場を設けた交流センターの整備を目指す。11月から浜田地区でワークショップを開き、住民の要望を集約してきた。
 20日あった3回目の会合には、隣接する須賀地区の住民や町の観光関係者を含む20人が参加。集会所や住民の交流の場がほしいという意見を反映したモデル案について意見を交わした。
 住民から「交通渋滞の解消へ出入り口を2カ所にする声が反映されていない」などの不満が出たため、さらに会合を重ねることにした。
 浜田地区の道の駅構想は震災以前からあり、町は一時、2016年度までの事業完了を目指したが、復興事業や同地区の開発制限の問題などから立ち消え状態になっていた。
 今年2月に初当選した熊谷大町長は町の均衡ある発展を掲げ、町東部の開発に意欲を見せる。町は復興のシンボルとして、漁港と一体化した「海」、松島に続く国道45号の「道」、仙石線の「鉄道」の三つの駅を生かしたセンターを整備し、過疎化が進む浜田地区の活性化を図りたい考え。


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2018年12月21日金曜日


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