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<なでしこL・マイナビ仙台>奈良アシストに自信 けが克服し3戦連続の得点演出

準々決勝に向けた練習で浮き球のパスを出す奈良(左)

 強敵の壁を破るには奈良の左足が欠かせない。高精度のキックで公式戦3試合続けてセットプレーなどでアシストを記録中。「セットプレーで得点できれば勝ち切れる。自信と自覚を持って戦いたい」と誓う。
 勢いが止まらない。11月3日の千葉とのリーグ最終戦はCKで浜田の2ゴールにつなげ、1部残留に貢献。皇后杯でも同24日の早大との3回戦でCKから坂井の先制ゴールを呼び込み、今月2日のC大阪堺との4回戦も全2得点に絡んだ。
 シーズン終盤でようやく持ち味が輝いた。ちふれAS埼玉から今季加入したが、リーグ開幕戦で全治10週間の右足首負傷により戦線離脱。初めてプレーから長く遠ざかり、キックの微妙な感覚が薄れたという。
 残留争いに巻き込まれたチームの不振に悔しさを感じながら、壁に向かってボールを蹴るなど地道な努力を重ねた。現在は「蹴るポイントやボールの軌道が頭でイメージができてきた」と言うまで回復。常に仲間に声を掛けるなどした成果で、連係も深まった。
 調子を取り戻した今だから、胸を張って言える。「元日(の決勝)まで行けるように頑張る」。クラブに新たな歴史を刻むため、相当な覚悟を胸に臨む。(原口靖志)


2018年12月21日金曜日


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