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<大槌町旧役場>解体差し止め訴訟 判決は来月17日

解体関連予算が可決され、取り壊しが決まった岩手県大槌町の旧役場庁舎=2018年3月15日

 東日本大震災の津波で当時の町長や職員らが亡くなった岩手県大槌町旧役場庁舎の解体差し止めを求めた住民訴訟は20日、盛岡地裁で口頭弁論があり、結審した。判決は来年1月17日。町は1月中旬に庁舎本体の解体に着手する予定で、工事前に裁判所の判断が示される可能性が出てきた。
 裁判終了後、原告で住民団体「おおづちの未来と命を考える会」の高橋英悟代表は「判決を待たずに解体することは避けてほしい」と話した。平野公三町長は「予定通り1月中旬に工事を進める」との談話を出した。
 訴状によると、旧庁舎は震災遺構として後世に残す価値があり、十分な検討をせずに解体を決定したのは、公有財産の効率的運用を定めた地方財産法に違反するとしている。町は契約や手続きに違法性はないとして請求の棄却を求めた。


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2018年12月21日金曜日


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