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<角田市ADR>来月和解、市議会承認

 宮城県角田市議会12月定例会は21日、東京電力福島第1原発事故に伴う損害賠償請求の和解仲介手続き(ADR)で、原子力損害賠償紛争解決センターが示した和解案を承認する議案を可決した。東電が1億1970万円を支払う内容で、来年1月にも和解が成立する見通し。同市の賠償請求がADRで和解するのは初めて。
 市は昨年2月、2011〜13年度分の賠償請求2億440万円を申し立てた。東電が支払いに応じた額を除く1億9931万円に対し、和解案の提示額は60%に当たる。
 人件費として申し立てた5583万円のうち専従職員の給与は対象外とされ、臨時職員の賃金300万円だけが認められた。公共施設の除染費や農地のセシウムを吸着させる塩化カリウム散布費などは認められた。
 定例会は他に、小中学校の202教室にエアコンを設置する費用5億3991万円を盛り込んだ18年度一般会計補正予算など20議案、意見書4件を原案通り可決。教育委員に毒島弘美氏(60)を再任する人事案に同意し閉会した。


2018年12月22日土曜日


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