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<女川1号機>正式に廃炉 東北電、来年度に作業工程申請

廃炉が決まった女川原発1号機

 東北電力は21日、女川原発1号機(宮城県女川町、石巻市、出力52万4000キロワット)を正式に廃炉にした。同日、電気事業法に基づき経済産業相に届け出た。2019年度中に廃炉作業の工程を示した「廃止措置計画」を原子力規制員会に認可申請する予定。
 東北電の原発4基で廃炉は初めて。廃炉作業の期間は30〜40年、費用は現時点で419億円と見込んでいる。作業に向けて1号機の設備状況や国内の先行例を調査するという。
 同社の担当者は「県民に分かりやすく情報提供し、安全を最優先に廃炉作業を進めたい」と述べた。
 1号機は1984年6月に運転開始。東日本大震災で自動停止したままだった。東北電は今年10月25日、運転開始から34年が過ぎ、新規制基準適合のための投資が巨額で採算が合わないとして廃炉を決めた。女川原発の総出力は2、3号機で計165万キロワット。
 1号機の廃炉で、東京電力福島第1原発事故後に廃炉を決めた商業用原発は7原発10基(福島第1原発6基を除く)になる。


2018年12月22日土曜日


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