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語り部の話胸に刻む 福岡の高校生、仙台など訪問

小山さん(左端)の体験談を真剣な表情で聞く高校生たち

 東日本大震災の被災地見学に訪れた福岡市の福岡工大付属城東高ダンス部の部員18人が21日、仙台市青葉区のレンタルスペースで、同世代の語り部の話を聞き、防災意識を高めた。
 東松島市の震災ガイド「TTT」のメンバーで、大学2年の小山綾(りょう)さん(19)と斎藤茉弥乃(まやの)さん(20)が語り部となった。2人はともに同市の旧野蒜小6年生の時に被災し、津波が襲ってきた様子などを語った。
 斎藤さんは体育館で津波に巻き込まれ、授業で習った着衣泳を実践した体験談を紹介。「肺に空気をためると浮くことを覚えてほしい」と伝えた。
 一行は21日、名取市の津波復興祈念資料館「閖上の記憶」も見学。24日まで亘理町の住民と交流するなどして被災地の現状を学ぶ。
 3年生の山平亜都沙(あづさ)さん(18)は「着衣泳は初めて知った。家族や友だち、後輩に伝え、風化させないようにしたい」と語った。
 同部は今年3月に米国であったダンスドリル国際大会ヒップホップ部門で優勝した強豪校。2014年から5年連続で被災地を訪れている。


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2018年12月22日土曜日


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