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<全国高校駅伝>仙台育英男女Vへ あす号砲

優勝も視野に3位以内を狙う仙台育英・男子チーム
都大路2連覇を目指す仙台育英・女子チーム

 全国高校駅伝が23日、京都市の西京極陸上競技場発着コースであり、男女とも仙台育英が県代表として出場する。5年連続29度目の男子は昨年の3位を上回る成績を、27年連続27度目の女子は2連覇を目指す。勢いに乗れば、25年ぶりの男女同時優勝も狙える。

◎男子鍵握るダブルエース

 都道府県予選のタイムは全国1位の2時間5分40秒と地力は高い。真名子(まなこ)圭(きよし)監督は「昨年は展開に恵まれた『おかげさまの3位』。今年は『実力の3位』でいこうと選手に話している」と気を引き締める。
 昨年の都大路で活躍した2年生のダブルエースが鍵を握る。吉居は2区で区間2位と好走し、喜早はアンカーのトラック勝負で3位をもぎ取った。
 今年は2人に長い距離の1、4区を任せる方針。積極的に攻めるタイプの吉居は「チームに勢いを付ける走りをしたい」、粘りが身上の喜早は「今年も目立ちたい」と意気込む。
 ケニア人留学生のムセンビ(3年)は、昨年に続き得意の上りの3区を走る予定。「昨年走ったので、コースのどこがきついかは分かっている。区間賞を狙う」と心強い。
 理想は3区を終えてトップに立ち、できるだけ順位を保ちながら終える展開だ。後半の6区には1年生の山平を起用する方針。粘りが大事になるが、真名子監督は「後半も去年よりも持ちタイムはいい」と期待する。
 午前のレースで女子が優勝すれば、同校として25年ぶりの男女優勝が懸かる。アンカーが有力な金田(3年)は「プレッシャーを楽しむ雰囲気がチームにある」と自信をのぞかせる。

◎女子厚み増し連覇へ一丸

 昨年の出場メンバー3人に新戦力を加え、今年も優勝を狙えるチームに仕上がった。
 1年の小海が入り、チームに厚みが増した。精神面の強さが持ち味で、3000メートルはチーム3位の9分19秒00。「春の時と比べて力がついた実感がある。ずっと都大路を目標に頑張ってきたので楽しみ」と気持ちを高ぶらせる。
 前回大会アンカーの木村も調子が良い。福井国体少年女子A3000メートルは9分7秒30の自己ベストをマークし、ケニア人留学生らを相手に5位と健闘。「ライバル長野東、須磨学園(兵庫)の選手たちに勝てたのが自信になった」と話す。
 前回大会は、7位でたすきを受け取った2区のヘレン・エカラレ(豊田自動織機)がトップを奪い、そのまま逃げ切った。優勝経験者は木村のほか、主将武田と鈴木の2人が残る。夏まで故障者が相次いだが、10月の県予選は全国2位の1時間8分23秒で走った。
 「チームはその年によって違う。昨年のチームを追い掛け過ぎないよう、今年は練習量やレース数を減らした」と釜石慶太監督。選手が実力を出し切れば、2連覇できると信じている。
 3度目の都大路となる武田にとっては集大成の大会になる。「しっかりコンディションを合わせ、2連覇する」と力を込める。


2018年12月22日土曜日


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