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<地上イージス>秋田知事、不満爆発 唐突な提案も

 秋田はイージス・アショアの配備候補地にあまりにも軽く決められた−。佐竹敬久秋田県知事が21日、配備を巡る防衛省の一連の対応にため込んだ不満を、原田憲治防衛副大臣にぶつけた。まず国が秋田を軽視せず、重要な場所と捉え直すことが必要と主張。配備に伴う経済的な補償など唐突な提案を繰り広げた。
 佐竹知事が怒ったのは、6月に来県した防衛政務官(当時)の「現地に来て初めて(演習場が)住宅地に近いと分かった」という発言。「ただ広い演習場があったからと候補地に選んだのか」と改めて不快感を示した。
 「イージス・アショアは重要な防衛施設だからこそ(国には)秋田を守ってもらわないと」と主張。守る意識を高めるため防衛省の中枢を秋田に移転させてはと提案したり、「県全体の振興や発展も…」と補償を求めることをにおわせるような発言も飛び出た。
 会談後の記者会見で佐竹知事は安全対策が配備を考える上での前提としつつ、「もし配備となれば、経済的損失が生じる。迷惑施設を押し付ける、という発想では駄目だ。何らかの補償は必要だ」と自らの発言の趣旨を解説した。
 こうした知事の発言について、穂積志秋田市長は補償の検討は必要と理解を示しながらも、「配備に賛成と受け取られかねない。慎重に協議していかないといけない」とくぎを刺した。


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2018年12月22日土曜日


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