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<仙台・高1自殺>「不適切指導あった」 宮城工高教職員聞き取り調査、県教委が報告

 宮城工高(仙台市)の1年男子=当時(15)=が8月に自殺した問題で、宮城県教委は22日、県庁で開かれた第三者委員会の初会合で、教職員への聞き取り調査で「生徒に対する教員の不適切な指導があった」との回答が含まれていたことを報告した。
 県教委は11月中下旬に同校の教職員約90人を対象に聞き取りを実施した。高橋仁教育長は会合終了後の記者会見で「教員の不適切な行為は幾つかあった」と説明。詳細は「調査予定の在校生に予断を与える」として明らかにしなかった。
 第三者委は、教育長の諮問機関である県いじめ防止対策調査委員会の特別部会として設置された。県内外の学識経験者や弁護士、人権擁護委員ら6人で構成し、うち3人が遺族推薦。会合の実質審議は非公開で行われた。
 部会長に選出された遺族推薦の長谷川啓三東北大名誉教授(臨床心理学)は記者会見で「事実関係をできる限り調査し、再発防止策を考えていく」と述べた。
 遺族は10月末、校内での行き過ぎた指導が自殺の背景にあったとして県教委に第三者委の早期設置を要望していた。次回会合は2月中旬に開く予定。


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2018年12月23日日曜日


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