宮城のニュース

<仙台・高1自殺>来月中旬全校アンケート 初会合で第三者委方針

男子生徒の自殺の背景を調査する第三者委の初会合

 22日に宮城県庁であった宮城工高1年の男子生徒=当時(15)=が8月に自殺した問題を調査する第三者委員会の初会合で、県教委は原因究明のため全校生徒を対象にしたアンケートを来年1月中旬に実施する方針を示した。(27面に関連記事)
 県教委は会合で、遺族が自殺の背景として校内での行き過ぎた指導を指摘していることを踏まえ「罵声を浴びせる指導はあったか」「萎縮させるような指導はあったか」など、17項目の質問から成るアンケートの原案を提示した。
 会合の実質審議は非公開。県教委などによると、委員からは「生徒間でいじめがあったかどうかも項目として入れるべきだ」「再発防止策を考えるための質問も必要だ」などの修正意見が出た。質問数は20項目程度になる見込み。
 県教委は、文部科学省の調査指針の運用が不十分だったことを認めており、第三者委による調査を指針が定める詳細調査としても位置付ける。調査結果がまとまる時期は未定。
 第三者委は有識者らでつくる県いじめ防止対策調査委員会の特別部会として設置された。部会長に選ばれた長谷川啓三東北大名誉教授(臨床心理学)は終了後の記者会見で「できるだけ早くしないと聞くべきことが聞けなくなる」と述べ、調査を急ぐ考えを示した。


関連ページ: 宮城 社会

2018年12月23日日曜日


先頭に戻る