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サザエさんとポケモン、宮城観光復興の助っ人に 来年度、県がキャンペーンに起用

宮城県が観光キャンペーンに起用する人気漫画「サザエさん」一家=(c)長谷川町子美術館
「ポケットモンスター」のラプラスとピカチュウ

 宮城県が2019年度の観光キャンペーンで、人気漫画「サザエさん」を起用することが23日、分かった。人気キャラクター「ポケットモンスター」とも連携する。ともに自治体の観光キャラクターとなるのは初めて。東日本大震災の復興支援として実現した。家族連れなど幅広い層の観光客取り込みを狙う。
 アニメ番組として国民的な人気を誇るサザエさんは、19年5〜9月の誘客を担当する。主人公サザエさんや弟カツオら磯野家が登場する動画を春、夏向けの2種類作る。アニメと同じ声優陣をそろえ、宮城県内の観光地や食、イベントなどをアピールする。
 19年10月〜20年3月は、ポケモンが観光キャラクターに就く。人気の「ラプラス」を中心に据え、動画を制作する。スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」と連動した誘客策も検討している。
 期間中、ポスターやガイドブックを用意し、首都圏などで誘客活動を展開する。気仙沼市唐桑、東松島市奥松島に開設された韓国版トレッキング「宮城オルレ」のコースで、サザエさん、ポケモンのキャラクターが参加するイベントも計画している。
 キャンペーンはサザエさんの著作権を管理する長谷川町子美術館(東京)と、任天堂などが出資するポケモン社(同)が県の呼び掛けに応じ、全面的に協力する。19年1月中旬には村井嘉浩知事、サザエさん一家が出席する記者会見が仙台市内で開かれる予定だ。
 県は第4期みやぎ観光戦略プラン(18〜20年度)で、20年の観光客数7000万人の目標を掲げる。人気アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」とタイアップした18年度の通年観光キャンペーンに続く大型企画で、観光分野の復興に弾みをつけたい考え。
 宮城県内を訪れた観光客数は10年に6129万人を記録したが、震災が発生した11年は前年比3割減の4316万人に激減。17年は6229万人まで回復し、過去最多だった10年を上回った。


2018年12月24日月曜日


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