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災い「はじき猿」 縁起物手作り 気仙沼・唐桑

色鮮やかなはじき猿が並ぶ千葉さんの自宅

 宮城県気仙沼市唐桑町神の倉で、正月の縁起物として知られる「はじき猿(ざる)」作りが最終盤に入っている。
 悪事や災難を「はじき去る」と伝えられる民芸品。布製の小さな猿を竹ひごに抱き付かせ、U字に曲げた竹のばねではじく。「福が回ってくる」という意味の風車は赤、青、緑と色鮮やか。竹ひごの先の房もきらきらと輝き、福々しい。
 250年以上の歴史があるが、現在の作り手は3人。約300個をほぼ作り終えた千葉辰雄さん(78)は「新しい年号の世も、みんなが平和で暮らせるよう願って作った」と話す。
 唐桑半島の先端にある御崎神社の初詣や、来年1月12、13日の神社祭典、14日のどんと祭で販売される。高さ45センチほどで2000円、やや小ぶりのもので1000円。


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2018年12月24日月曜日


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