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<19年参院選>秋田県議の沼谷氏、不出馬を表明 野党共闘仕切り直し

来夏の参院選に立候補しないことを表明する沼谷県議

 来夏の参院選秋田選挙区(改選数1)の候補擁立を巡り、国民民主、立憲民主、社民の各党県連と連合秋田から立候補を要請されていた元民進党県連代表の沼谷純県議(45)は23日、立候補しない考えを正式表明した。3党と連合秋田は年内の擁立を目指してきたが仕切り直しとなり、候補者選定を年明けに急ピッチで進めていくことになった。
 同日、秋田市で非公開で行われた会合で沼谷氏が正式に要請を断った。出席者から再考を求める声もあったが、最終的に了承された。
 沼谷氏は、会合後の記者会見で「国政以上に秋田の政治の現状に危機感を抱いている。秋田に残って課題を解決したい」と強調。国政ではなく、2021年春の知事選か秋田市長選のいずれかへの挑戦を表明した。
 また、秋田市が候補地となる地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」には反対の立場で、「県や市が国と対峙(たいじ)する環境づくりを行うのが自分の使命だ」と述べた。引き続き会合に参加して、擁立作業に協力するという。
 一方、要請側は仕切り直しを迫られた。石田寛社民県連代表は「期待が大きかっただけにショックだ。再考を求めたが意志は固かった」と残念がる。
 年明け早々に人選を進めるが、来春の県議選や秋田市議選などの地方統一選との連動を考えると、2月末がタイムリミットになるとみられる。小原正晃立民県連代表は「必ず擁立できるよう努力する」と強調したが、石田代表は「これから大変な山を登る」と作業が一層難しくなるとの認識を示した。
 参院選秋田選挙区では、共産党県委員会が公認候補として新人の藤本友里氏(39)の擁立を決めている。


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2018年12月24日月曜日


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