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雪恋し…宮城県内のスキー場 営業開始遅れも 27日以降の降雪に期待

オープン初日のセントメリースキー場。雪がなくても滑れるように敷いた緑色のマットがうっすら見える=21日

 宮城県内のスキー場が雪不足にあえいでいる。今月中旬以降も昨年に比べて気温が高い日が続き、一部で営業開始が遅れるなどの影響が出ている。27日以降に冷え込みや降雪が見込まれており、関係者は年末年始の客足増に期待する。
 「残念ながら本日もクローズとなります。今しばらくお待ちください。26日以降の寒波を期待しております」
 セントメリースキー場(宮城県川崎町)のホームページには、積雪を切望するメッセージが書き込まれている。同スキー場は21日に安全祈願祭を行ったものの、22〜24日は休業した。担当者は「きょうも山麓は地面が見えている状態だ」と肩を落とす。
 営業に影響が出たスキー場は他にも。スプリングバレー泉高原スキー場(仙台市泉区)は16日にオープンしたが、ナイター営業は21日までスタートがずれ込んだ。
 担当者は「気温が氷点下まで下がることがなく、人工降雪機を稼働できない日が続いている」と明かす。来場者は昨年同時期を1000人ほど下回っているという。
 複数のスキー場によると、12月の雪不足はここ数年、続いた傾向という。みやぎ蔵王白石スキー場(白石市)の担当者は「昨季と比べれば確かに少ないが、ここ5〜10年を考えると、例年通りと言えば例年通り」と冷静に受け止める。
 県西部を中心に27日以降まとまった雪が見込まれ、各地のスキー場は客足の回復を期待する。祈願祭から1週間遅れで滑走が可能となったオニコウベスキー場(大崎市)のスタッフは「寒波が到来した状態で、お正月を迎えられたらいい」と話した。

◎27日から冬型気圧配置 西部で大雪か

 仙台管区気象台によると、宮城県内では比較的暖かかった24日までの1週間と異なり、27日午後から冬型の気圧配置が強まり、年末にかけ平年より気温が低い日が続くという。西部では27〜29日、大雪になる可能性もある。
 27日以降は県内全域で厳しく冷え込む見込み。28日は県東部でも降雪が予想される。1月中旬ごろまでの気温は、東北全体で平年並みか平年を下回る公算が大きいという。
 同気象台によると、仙台では21〜23日、最高気温が10度を上回る日が続くなど、例年よりやや暖かい状態が続いていた。


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2018年12月25日火曜日


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