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<宮城県警>サイバーの目、援交の芽摘む 防犯ボランティアが監視、有害投稿を続々通報

SNS上の有害情報を見つける方法を共有した活動報告会

 ツイッターをはじめ会員制交流サイト(SNS)を通じて子どもが犯罪に巻き込まれる事件が増える中、宮城県警から委嘱を受けたサイバー防犯ボランティアが監視網を広げている。強化月間の7〜9月に、援助交際を誘うなど有害な書き込み884件を通報。件数は昨年(390件)の倍以上となり、県警は技術やノウハウの向上に手応えを感じている。
 県警は2016年から、子どもの被害が増える夏休みを含む7〜10月の約3カ月を強化月間に指定。ボランティアと共に、SNSのサイバーパトロールを集中実施している。
 今年はパトロール・モニター20人と仙台市のIT関連会社2社に加え、県内の大学生37人がボランティアに参加した。
 16〜18年の強化月間の通報件数と、通報を受けたサイト運営者がアカウントを削除した件数はグラフの通り。内容別にみると、今年は援助交際相手を募る情報が855件と最多で約97%を占めた。他は、わいせつ画像16件、児童ポルノ7件などがあった。
 県警本部で17日にあったボランティアの活動報告会で、最多の172件を通報した東北工大3年の千葉翔也さん(21)は有害情報を自動収集する独自のプログラムを駆使したと説明。
 援助交際の書き込みは隠語が多用され「円光」と別の漢字を当てたり「金欠」「サポ」と間接的にほのめかしたりする事例を紹介した。
 東北工大4年の国分光さん(22)は「インターネット上に有害情報が絶えず流れていることに驚いた。もっと多くの人にボランティアに参加してもらい、続けることが大切だ」と訴えた。


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2018年12月25日火曜日


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