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<光探訪・仙台冬景色>(3)安さと鮮度 キラリ

安さと生きの良さは、やっぱり仙台朝市。暗くなっても明かりの下で品定めする客が絶えない=仙台市青葉区中央4丁目

 「白菜は150円にしとくよ。見ていってちょうだい」。閉店間近の仙台朝市(仙台市青葉区)に、ひときわ威勢のいい声が響く。魚や野菜、果物が電球に照らされ、市民や観光客が品定めしていく。
 戦後の青空市場から始まった朝市は今年70周年。110メートルの通りに70店がひしめき、毎日約1万人が訪れる。「最近は外国人も増えて。うまく値切っていくんですよ」と、仙台朝市商店街振興組合の庄子泰浩副理事長(58)。
 年の瀬は書き入れ時。29日と30日は、セリや豆、数の子など正月料理の食材を求める人でごった返す。
 ことし5月、朝市に八百屋「フルーツ盛りだくさん」をオープンさせた早坂圭子さん(46)は、初めて迎える年の暮れ。
 「おいしいと言ってくれるお客さんのおかげで、店を続けてくることができました。年末は感謝の気持ちを込めて、安くていい物を売りたい」
                ◇   ◇
 冷え冷えとした冬の夜、仙台とその近郊の街で光がきらめく。優しくほのかな明かりもあれば、見とれるばかりの豪華な光景も。年の瀬、光が織りなす心温まる景色を探した。
(写真部・藤井かをり)


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2018年12月25日火曜日


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