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<暮れゆく平成>(6)干支ねぷた作り(弘前市)/新時代へ「猪突猛進」

一つ一つ手作りされる干支ねぷた

 弘前市の観光施設「津軽藩ねぷた村」で、来年の干支(えと)の「亥(い)」を模した干支ねぷた作りが最盛期を迎えている。古来より「山の神」とあがめられたイノシシに、自然災害からの復興や五穀豊穣(ほうじょう)の祈りを込める。
 年の瀬の風物詩として定着している干支ねぷた作りは今年で34年目になる。イノシシの赤ちゃん「うり坊」をイメージし、かわいらしさを演出。立体的に仕上げた鼻と牙が特徴だ。
 腹部にはイノシシ肉の別名で、津軽家の家紋でもあるボタンの花を配した。背中は十腰内(とこしない)遺跡(弘前市)で出土した縄文時代後期の「猪形土製品」を意識し、縄文風の文様を施した。干支ねぷたは大中小の3種類で1500〜2300円。ねぷた村などで販売している。2019年1月まで3500個を製作する。
 干支ねぷた師の檜山和大さん(45)は「イノシシは猪突(ちょとつ)猛進の動物。元号が変わるので、新しい時代へと突き進んでほしいという願いも込めた」と話す。


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2018年12月25日火曜日


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