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<仙台中2自殺>市長と教育長、遺族に謝罪「命守れず申し訳ない」

 2016年2月に仙台市泉区の南中山中2年の男子生徒=当時(14)=がいじめを訴えて自殺した問題で、郡和子市長は25日の定例記者会見で、生徒の遺族宅を22日午前に訪ね、直接謝罪したことを明らかにした。佐々木洋教育長も同日、遺族におわびした。

 市の第三者委員会、市いじめ問題再調査委員会が21日に答申したのを受け、遺族への謝罪を決めた。市や市教委の関係者が遺族に謝罪したのは初めて。
 郡市長は「答申をもらい、早い段階で遺族に会おうと思った。再調査に長く時間がかかったこと、ご子息の命を守れなかったことに、申し訳なかった気持ちを伝えた」と述べた。
 遺族から「仙台で二度と同じようなことが起きないよう努力してほしい」と要請されたことを明かし「悲しい事態が起きないよう全庁を挙げて取り組む」と決意を新たにした。
 市教委によると、佐々木教育長は22日午後に遺族宅を訪問し「命を守ることができず大変申し訳なかった」と謝罪した。当時の校長も同席した。
 佐々木教育長は25日、市いじめ問題再調査委の答申を受け「報告書の指摘、提言を真摯(しんし)に受け止め、学校、教育委員会の対応が不十分だったことをおわびする。痛ましい事案が起きないよう、再発防止に万全を期す」との談話を発表した。


2018年12月26日水曜日


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