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<光探訪・仙台冬景色>(4)不夜城 SFの世界

膨大な数の保安灯に照らされ、暗闇に浮かび上がるJXTGエネルギー仙台製油所。スケールの大きさは圧巻=宮城県七ケ浜町から撮影

 闇が濃くなるにつれて、白やオレンジの光をまとった工場群がくっきりと浮かび上がった。煙突から出る白い水蒸気が風になびいて揺れる。
 JXTGエネルギー仙台製油所(仙台市宮城野区)は、まるでSF映画に登場する未来都市のよう。150万平方メートルの広大な敷地に、高さ60メートルの蒸留装置などがひしめく。
 「私たちからすると、当たり前の光景ですが」と仙台製油所の担当者。「一般の方はきれいだと思うんでしょうね。でも、敷地内には立ち入れません」
 仙台製油所は東日本大震災の津波で一時操業を停止したが、1年後には復旧した。今は330人の従業員が工場を休みなく稼働させて、主に東北各県に石油製品を供給している。
 遠くから眺めても圧倒される光のボリューム。製油所のプラントはさながら、仙台港沿いに広がる不夜城だった。


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2018年12月26日水曜日


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