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知事が選ぶ今年の漢字 秋田は「金」 福島は「進」

満面の笑みで「金」の色紙を掲げる佐竹知事

◎秋田は「金」/やっぱり金農

 秋田県の佐竹敬久知事は25日の定例記者会見で、今年を象徴する漢字について、第100回全国高校野球選手権大会で準優勝した金足農(秋田市)を挙げ、「やっぱり金農の『金』だね」と満面の笑みを見せた。
 逆転2点スクイズでサヨナラ勝ちした準々決勝の近江(滋賀)戦が特に思い出深いといい、「われを忘れて応援した。野球に限らず何でもやればできると県民を勇気づけた」と語った。
 バドミントンの世界選手権女子ダブルスで北都銀行(秋田市)の永原和可那(22)=青森山田高出=、松本麻佑(23)両選手のペアが金メダルに輝き、平昌冬季五輪フィギュアスケート女子で優勝したアリーナ・ザギトワ選手(ロシア)に秋田犬が贈られて話題になったことも、「金」を選んだ理由に挙げた。
 金足農のチームカラーの「紫」にするか悩んだという佐竹知事。「スポーツが秋田を盛り上げた。人口減など課題も多いが、豊かなイメージがある金が似合う地域にしていきたい」と述べた。

◎福島は「進」/復興が着実に

 内堀雅雄福島県知事は25日の定例記者会見で、この1年を振り返って「(東京電力福島第1原発事故などからの)復興と地方創生が着実に前進した」などと語り、今年を表す漢字に「進」を挙げた。
 具体的な進展に関しては避難指示が解除された区域での「病院や学校の再開」や帰還困難区域内に設ける「特定復興再生拠点区域(復興拠点)の整備着手」「県産農産物の輸出拡大」などを列挙した。
 一方で避難者が4万人を超えている現状を踏まえ、「(避難者の)生活再建、第1原発の廃炉・汚染水問題、原発事故に伴う風評や風化、人口減など困難な課題を抱えている」と説明。来年は「これまでの挑戦を進化させ、前に進んだと実感していただけるように取り組む」と強調した。


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2018年12月26日水曜日


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