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<光探訪・仙台冬景色>(5完)空と結ぶ地上の星

5色の誘導灯が飛行機を導く。夜になると、仙台空港の滑走路はきらびやかな光の衣装をまとう=名取市下増田

 宝石をちりばめたような光の海に、離陸間近の飛行機が滑り込んできた。仙台空港(宮城県名取市、岩沼市)の滑走路を彩るのは白、赤、黄、緑、青の航空灯火。
 滑走路には、法律で色や配置などが決められた約1700個の誘導灯などが備えられている。例えば、白い光は滑走路の輪郭をなぞり、緑と赤の光はその始まりと終わりを表す。
 空港近くでは貞山運河が静かに流れる。大きな音を響かせて飛行機が頭上を飛び交い、結構なスリル感。数多くの飛行機好きが集まり、直接見上げたり、撮影を楽しんだりするスポットになっている。
 「楽しかった旅行の思い出がよみがえってきます」。年末の午後5時すぎ。塩釜市のパート従業員小林靖子さん(56)が、スマートフォンで動画を撮っていた。光の海を飛び立った飛行機がやがて、星の光のかなたに消えていく。
(写真部・藤井かをり)


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2018年12月27日木曜日


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