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伊達家の正月膳を再現 大崎・有備館でミニ企画展

伊達家の豪勢な正月膳を再現した展示

 宮城県大崎市岩出山の旧有備館でミニ企画展「伊達家の正月膳」が開かれている。三汁十六菜からなる元日のご祝儀膳を模型で展示し、藩制時代の豊かな食文化を紹介している。来年1月27日まで。
 13代藩主伊達慶邦の家臣が残した記録を基に再現。記録によると、伊達家の元旦はひし形の紅白の鏡餅に始まり、精進御膳を食べた後、先祖を弔うしきたりがあった。さらに雑煮や酒、本膳、二ノ膳、三ノ膳と続く献立は、藩祖政宗の時代から二百数十年、ほぼ変わらなかったといわれる。
 食材にサケが多く使われているのが特徴。塩ザケの腹に塩蔵の筋子を入れた「鮭子籠(さけこごもり)」という藩の名産品をはじめ、氷頭なます、なれずしなどが並ぶ。めでたい鳥とされ、庶民は口にできなかった白鳥も汁物として供された。
 午前9時〜午後5時。入場料は一般300円、高校生200円、小中学生150円。連絡先は旧有備館0229(72)1344。


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2018年12月28日金曜日


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