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<岩手競馬>また禁止薬物検出 盛岡厩舎では初、来月7日まで全70レース休止

 岩手県競馬組合(管理者・達増拓也知事)は26日、盛岡競馬場(盛岡市)の晴山厚司厩舎(きゅうしゃ)に所属するネイチャーサムソン(牡2歳)から禁止薬物の筋肉増強剤ボルデノンが検出されたと発表した。薬物の検出は今季5頭目。組合は30日から来年1月7日まで全70レースの休止を決めた。
 ネイチャーサムソンは、水沢競馬場(奥州市)で17日にあった第1レースで3着に入線。出走後の検査で24日、ボルデノンの陽性反応が出た。11月23日に実施した検査は陰性で、それ以降に何らかの形で薬物を摂取したとみられる。
 記者会見した内宮明俊副管理者は「結果として(5頭目の陽性馬発生を)防げなかった。今後、原因の究明を進め、さらなる対策を強化したい」と謝罪した。
 盛岡競馬場の厩舎に所属する競走馬から薬物が検出されたのは今回が初めて。組合は「故意の可能性が高い」として県警に告発するとともに、厩舎に設置した監視カメラの映像を確認する。
 岩手競馬では8月以降、水沢競馬場の厩舎に所属する競走馬4頭から相次いで薬物が検出され、計7日間のレースが休止になった。
 競走馬の出走前検査など再発防止策を講じて「公平な競馬を実施できる体制が構築された」として、11月24日にレースを再開したばかりだった。
 組合は今後、再発防止策を強化した上で3月下旬のレース再開を目指す。仮に今季の全レースを休止しても、事業存続条件である「単年度の収支均衡」は達成できるとしている。


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2018年12月27日木曜日


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