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<岩手・不来方高バレー部自殺>第三者委、年明け初会合

 岩手県立不来方高(矢巾町)の3年でバレーボール部に所属していた新谷翼さん=当時(17)=が7月に自殺した問題で、県教委は26日、原因解明のための第三者委員会の初会合を来年1月6日に開くと発表した。
 第三者委は教育学者や弁護士、医師の6人で構成。遺族から要望があったいじめ問題や指導死に詳しい専門家も選任したという。高校や部活動の関係者にアンケートを実施して調査を進める予定。
 記者会見した高橋嘉行教育長は「委員の人選に時間がかかり、(12月上旬としていた)開催時期が遅れたことは申し訳ない。子どもを亡くした親の気持ちは計り知れず、できる限りの対応をしたい」と話した。
 遺族は、バレー部顧問の男性教員による行き過ぎた指導が自殺の原因と指摘。男性教員が別の県立高校バレー部でも暴言を吐いたなどとして元部員から訴えられていることを踏まえ、県教委の対応も調査対象とするよう求めている。
 これに対して高橋教育長は「係争中の内容は別の事案であり、県教委としては男性教員に適切な指導をしている。第三者委での調査内容は今後、委員が決めていく」と説明した。
 遺族の代理人弁護士は「スポーツにおける暴力は許されるべきでない。厳正な調査を求める」との談話を出した。


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2018年12月27日木曜日


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