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福島・浜通りの中核病院に いわき市医療センター開院式

開院したいわき市医療センター。1階通路は災害時の患者収容にも活用される

 いわき市医療センターの開院式が26日、同市内郷の現地であり、外来診療が始まった。市が老朽化した市立総合磐城共立病院を建て替えて整備。福島県浜通り地方の医療拠点として高度医療や救急医療などの機能を拡充した。
 旧病院敷地内に建設したセンターは鉄骨13階、延べ床面積約6万2700平方メートルで、市内最多の700床。開院は25日で入院患者約250人の搬送を終えた。
 式典では新谷史明院長ら関係者がテープカット。清水敏男市長は「浜通りや茨城県北部の中核病院として医師の確保、医療サービス充実に向けた取り組みを進める」と話した。
 屋上ヘリポートを備え、救命救急センターも機能を拡充し、東京電力福島第1原発事故の避難地域を含む広域医療を支える。緩和ケア病棟(20床)を設け、がん医療の体制を強化。災害時の医療を継続できるように設備も整えた。
 骨折した小学生の息子と訪れた市内のパート女性(38)は「検査用の部屋が分散せず動線がすっきりした。いざという時の安心感が増した」と話した。


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2018年12月27日木曜日


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