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<宮城県教委>「先生として花咲いて」津波犠牲児童栽培のアサガオの種託す

アサガオの種を受け取る教員採用予定者(右)

 宮城県教委は27日、2019年度の教員採用予定者に教壇に立つ心構えを伝えようと、名取市の県総合教育センターで情報交換会を開いた。採用予定者約280人が出席した。
 同センターの担当者が、東日本大震災の記憶をつなぐ県教委の「アサガオプロジェクト」を紹介。津波の犠牲になった県内の児童が育てていたアサガオの種を新規採用の教員に代々託す試みで、担当者は「先生という仕事はつらいこともあるが、使命感を全うしてほしい」と呼び掛けた。
 20粒の種が入った小袋約100人分を会場で希望者に配った。県教委は配属先でアサガオを栽培し、収穫した種を送り返すよう協力を求めた。種を受け取った石巻市の小学校講師阿部航大さん(25)は「子どもからのメッセージを大事にしながら、保護者や地域と連携し、子どもを育てたい」と気持ちを新たにしていた。
 仙台三高の阿部恒幸校長による講話などもあった。


2018年12月28日金曜日


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