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救急搬送中、トラックに追突 救急車内で付き添い中の女性死亡 宮城・登米の三陸道

前方が大破した救急車=27日午後3時45分ごろ

 27日午後2時ごろ、宮城県登米市東和町米谷の三陸自動車道上り線で、負傷者を搬送中の気仙沼・本吉地域広域行政事務組合(宮城県気仙沼市)の救急車が、路肩に寄せていたトラックに追突した。救急車には計5人が乗っていて、負傷者に付き添っていた同県気仙沼市入沢、会社員加藤君子さん(56)が腹などを強く打って死亡した。
 負傷して搬送されていた同市幸町3丁目、会社員伊藤実さん(68)が胸に重傷を負い、救急隊の20〜30代の男性隊員3人と、トラックの男性会社員(52)が軽いけが。宮城県警高速隊が自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで調べている。
 救急車を運転していたのは気仙沼消防署古町出張所の男性消防官(24)。
 高速隊によると、現場は三滝堂インターチェンジ(IC)から登米東和ICに向かう片側1車線の下り坂の緩い左カーブ。トラックは後ろから近づいてきた救急車に道を譲ろうと左側に寄ったが、救急車の左前部とトラックの右後部が衝突した。
 同組合によると、救急車は27日午前11時50分ごろ、気仙沼市内の会社で伊藤さんが階段から転落したとの119番を受けて出動。市内で受け入れ先が見つからず、石巻市の病院へ向かう途中だった。当時は赤色灯をつけ、サイレンを鳴らしながら走行していた。加藤さんと伊藤さんは勤務先の同僚だった。
 同組合消防本部の森浩一消防次長は「搬送途中での事故で深くおわび申し上げる。安全管理について職員と情報を共有し、再発防止に努めたい」と話した。


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2018年12月28日金曜日


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