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<仙台・折立中自殺>「学校の対応は十分でない」 いじめ問題専門委員長

 仙台市青葉区の折立中2年の男子生徒=当時(13)=が教諭から体罰を受けた上、いじめを訴えて昨年4月に自殺した問題で、市教委の第三者機関、市いじめ問題専門委員会の川端壮康委員長(尚絅学院大教授)は27日の会合後、学校の対応について「必ずしも十分でないことがあった」と述べ、問題があったとの認識を初めて示した。
 会合は非公開でいじめ事案などへの学校の対応を中心に分析した。男子生徒が受けた体罰に関し、教諭2人による「頭を拳でたたいた」「口に粘着テープを貼った」行為の2件を専門委として体罰と認定したことを明らかにした。
 前回11日の会合で委員から提案があった遺族への経過報告については「遺族が受けてもらえるとの話があった」として、実施することを正式に決めた。報告の時期や内容は引き続き委員会で協議する。
 委員会の調査は年明け以降も続く見通し。川端委員長は「調査が長期にわたり心苦しく思っている。早く成果、答申を出したいが、拙速ではいけない」と語り、慎重に分析を進める考えを示した。


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2018年12月28日金曜日


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