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<ベガルタ>村林いづみのアディショナルたいむ/明暗分かれた指揮官 続投・退任それぞれの道へ

<むらばやし・いづみ>仙台市在住のフリーアナウンサー。宮城教育大卒。2007年からJ1仙台の試合中継リポーターを務める。チームマスコットのベガッ太との掛け合いがサポーターに人気。勝利後のヒーローインタビューと祝杯のビールを楽しみに生きる1児の母。青森市出身。

 2018年もあとわずか。「村林いづみのアディショナルたいむ」をお読みいただき、ありがとうございました。J1仙台、マイナビベガルタ仙台レディースと二つのチームを追い続け、どちらも悔しい思いをすることが多いシーズンでした。
 J1仙台はリーグ戦で目標の5位以内に届かず、天皇杯は過去最高の準優勝ながら頂点には一歩及びませんでした。マイナビ仙台はリーグ戦で残留争いに巻き込まれ、皇后杯は準々決勝敗退。上位チームとの差を縮め、追い越すために一歩一歩努力していく19年となるのかもしれません。
 ベガルタの名を背負う2人の監督にとって、明暗が分かれた年末でもありました。来季の続投が発表されたJ1仙台の渡辺晋監督は、6季目を迎えます。14年途中から監督に就任し、現役時代から数えると仙台での生活は18年目。「最近では(仙台弁の)『いずい』という言葉が自然に出てくる」というほど、この地にしっかり根を下ろしています。
 クラブ創設25周年を迎える来季もチームを導くことに「この年に監督として戦えることを光栄に思う」との誇りを胸に挑みます。
 マイナビ仙台の父親的存在だった初代監督、石巻市出身の千葉泰伸さんがチームを去ります。東日本大震災で休止した東電マリーゼを移管する形で12年に誕生したチームを5季指導しました。「チームの成り立ちを忘れず、仲間や支えてくれる人のために戦う」ことの大切さを選手に伝え続けてきました。
 今季は成績不振で辞任した前監督の後を継ぎ、2季ぶりに途中から指導者に復帰。誰よりもチームのことを理解し、何とか1部残留に導いて責任を果たしました。来季は後任の辛島啓珠監督に全てを託します。
 渡辺、辛島両監督の来季はどんな1年になるのでしょうか。たくさんの勝利や喜びの声を伝えたいと願っています。
(フリーアナウンサー)


2018年12月28日金曜日


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