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<うつぶせ寝>福島市内の認可外保育施設、大半が就寝時の見守り間隔定めず

 福島市の認可外保育施設「南福島保育園」で、うつぶせ状態で昼寝をしていた1歳2カ月の男児が死亡した問題を巡り、市内の認可外36施設の大半が睡眠時に園児の様子を確認する間隔を定めていないことが27日、市への取材で分かった。市は同日、2019年1月から認可外の全施設を緊急立ち入りし、保育状況を確かめる方針を示した。
 市は認可外施設に対して認可施設の慣例に従い、0歳児は「5分ごと」、満1歳以上は「10分ごと」に様子を確認するよう指導していた。男児が亡くなった保育園は7月の監査で指導を受けながら「30分ごと」のマニュアルを是正していなかった。
 市こども育成課によると、市の本年度の立ち入りや文書による調査で、認可外の大半が見守り間隔をマニュアルなどに定めていなかった。0〜1歳児を預かる20施設に限っても、半数以上が確認する間隔を設定していなかったという。
 一方、市は課題のあった施設に対しては口頭で改善を呼び掛ける程度にとどまってきたといい、指導の在り方も見直しが迫られそうだ。
 市は認可施設の待機児童解消に力を入れている。木幡浩市長は27日の定例記者会見で「尊い命が失われて大変残念だ。認可施設の定員拡大だけでなく、認可外施設への指導も徹底したい」と話した。

◎「園は真実語って」/死亡男児の父
 南福島保育園で死亡した1歳2カ月の男児の父親が27日、河北新報社の取材に「たった一人の息子。(昼寝中の様子確認がなく)放置されていた」と憤った。
 男児について「大好きな音楽が流れると、体が自然と動く子」と話した。迎えに行った25日について「寝ていると思ったが、顔が真っ白だった。私が救急車を呼んだ。園には何があったのか真実を語ってほしい」と求めた。


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2018年12月28日金曜日


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