広域のニュース

百貨店売上高15ヵ月ぶり増 東北・11月 身の回り品が堅調

 東北百貨店協会は、11月の東北の百貨店売上高概況を発表した。1月末で閉店した十字屋山形店(山形市)を除いた売上高(9社16店)は前年同月比0.4%増の147億2800万円となり、昨年8月以来、15カ月ぶりに前年を上回った。主力の衣料品や食料品はマイナスだったが、身の回り品や雑貨が堅調だった。
 衣料品は1.9%減の45億5200万円。気温が高く、コートなど厚手の衣料品が不調だった。顧客会員向けセールや「ブラックフライデー」と呼ばれるセールを実施した店舗は前年増となった。
 身の回り品は2.1%増の17億400万円。高級ブランドや財布、革小物類が好調に推移した。
 雑貨は7.1%増の21億1200万円。高級化粧品に対する訪日外国人旅行者(インバウンド)らの需要があり、宝飾時計や美術品もよく動いた。
 食料品は1.1%減の49億6200万円。さくら野百貨店北上店(北上市)の食品フロア閉鎖などが影響したが、お歳暮ギフトは早期受注特典が奏功した。
 地区別は仙台が2.5%増、仙台以外が1.4%減だった。
 協会の担当者は「消費マインドは悪くないとみられる。全体の売上高がプラスの状況が長く続くかどうかは今後、各店舗の商況や景気動向を注視する必要がある」と説明した。


関連ページ: 広域 経済

2018年12月28日金曜日


先頭に戻る