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<楽天>年俸総額27億8000万円 積極補強、最下位でも微減

 東北楽天は28日までに82選手(育成16人を含む)と来季の契約を結んだ。河北新報社の集計によると、年俸総額は約27億8000万円。4年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を果たした昨季を反映して過去2番目の高さとなった今季より、約9000万円減った。ベテランを中心に厳しい査定となった半面、国内フリーエージェント(FA)権を行使した浅村栄斗内野手を獲得するなど積極的な補強を進め、3年ぶりの最下位ながら微減にとどまった。(狭間優作)

 日本人選手の総額は約22億5000万円で、前年比で約2000万円減った。減俸額が最大だったのは、35歳の今江年晶内野手。3年契約の最終年となった今季は4番を務めるなど打線を引っ張ったが、過去2年の成績が振るわず、野球協約の減額制限(1億円超は40%)を大幅に超える1億5000万円減の5000万円で更改した。90試合出場にとどまった36歳の藤田一也内野手も、制限いっぱいの4400万円減の6600万円で合意した。
 聖沢諒、枡田慎太郎両外野手ら10人を戦力外とし、3年目の吉持亮汰内野手ら6人を育成で再契約。戦力の大幅な見直しも総年俸の抑制につながった。
 一方で浅村とは4年総額20億円の大型契約を結んだ。来季は西武時代と同じ年俸2億1000万円だが、2年目以降は単純計算で平均約6億円に跳ね上がる。今季打点王に輝いた主砲への期待の高さがうかがえる。
 外国人選手5人の総額は約5億4000万円で、約6000万円減。ウィーラー内野手とハーマン、宋家豪両投手は残留し、ペゲーロ、ディクソン両外野手、アマダー内野手との契約は見送られた。米大リーグ、エンゼルスから長打力が魅力のブラッシュ外野手を1億2000万円、ツインズから抑え候補のブセニッツ投手を7000万円で新たに獲得。補強に向けた新外国人の調査は今後も進めるという。
 安部井寛チーム統括本部長は「チームが最下位となって、結果が出なかった選手には厳しい査定となった。契約更改交渉ではベテランからも若手からも来季に向けた意気込みが伝わってきた。巻き返しに期待している」と話した。(金額は推定)


2018年12月29日土曜日


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