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<東北十大ニュース>4位〜6位 交番襲撃 闘将 廃炉

事件直後の東仙台交番。防犯カメラを設置し、内部のレイアウトを変更して業務を再開した=9月19日
監督退任のセレモニー後、スタンドのファンに手を振る星野さん=2014年10月7日、仙台市宮城野区の楽天Koboスタジアム宮城(現楽天生命パーク宮城)
1号機の廃炉が決まった女川原発

 河北新報社は2018年の「東北十大ニュース」を選んだ。

4位:大学生が交番を襲撃

 9月19日午前4時すぎ、仙台市の大学生の男=当時(21)=が「現金1000円を拾った」と宮城野区の仙台東署東仙台交番を訪問。応対した警察官=当時(33)=の顔面を持参したエアガンで撃ち、剣鉈(けんなた)で刺殺。男も別の警察官の銃撃で死亡した。
 東仙台交番は約1カ月半にわたり業務を休止。宮城県警は11月下旬、殺人などの疑いで男を容疑者死亡で書類送検し、仙台地検は12月19日、送検容疑を全て認定した上で容疑者死亡のため不起訴とした。拳銃奪取目的との見方もあったが、動機は解明されていない。

5位:「闘将」星野元監督死去

 プロ野球東北楽天を2013年に初の日本一に導いた「闘将」、星野仙一さんが1月4日、死去した。70歳だった。岡山県出身。中日のエースとして活躍後、中日、阪神、東北楽天の3球団で監督を務めた。
 10年10月に東北楽天監督に就任。11年の開幕前に東日本大震災が発生し「東北の人たちのために勝たなければならない」とチームを鼓舞した。13年に24勝無敗の田中将大投手(現米大リーグ、ヤンキース)を擁して球団創設9年目で初優勝。巨人との日本シリーズも制し、選手、監督を通じて初めて日本一となった。

6位:女川1号機廃炉決定

 東北電力は10月25日、東日本大震災後に運転を停止している女川原発1号機(宮城県女川町、石巻市、52万4000キロワット)の廃炉を決めた。運転開始から35年目を迎え、さらなる運転期間延長に巨額の投資が必要となり、再稼働しても採算が合わないと判断した。
 東北電の原発4基で初めてとなる廃炉作業は4段階に工程を区分し、30〜40年かけて1号機を撤去する。着手は1年先から数年先を見込む。
 解体引当金の見積額は419億円に上る。解体による放射性廃棄物の処分先はまだ決まっていない。


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2018年12月29日土曜日


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