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宮城の小山、金井の両選手が2冠 いずれも県勢初 スピードスケート東北中学大会

ショートトラックのリンクで、コーナーワークに磨きをかける小山(中央)、金井(手前右)の両選手ら
小山晃生選手
金井愛未選手

 盛岡市の岩手県営スケート場で22〜24日にあったスピードスケートの東北中学大会で、富谷市東向陽台中3年の小山晃生(こうき)選手(15)が男子1000メートルと1500メートル、仙台市岩切中3年の金井愛未(あいみ)選手(15)が女子500メートルと1000メートルで、ともに2冠に輝いた。宮城県スケート連盟によると、いずれの種目も同県勢の優勝は初めて。
 小山選手は1000メートルでアウトスタート。「インスタートの選手をしっかり追えた」と言い、得意のコーナーワークでタイムを縮めた。金井選手は1000メートルのスタートで脚が絡まったが、慌てず体勢を整えて直線でぐんぐん加速。「本当に自分が優勝したのかと思うくらい驚いた」と喜ぶ。
 東北6県で、スピードスケート用の1周400メートルのリンクがないのは宮城のみ。2人はベルサンピアみやぎ泉(大和町)を拠点に活動する東北スケートクラブに所属し、普段はショートトラックのリンクで練習に励む。スピードスケートのリンクでは週1回程度、山形市や郡山市に行って練習するだけだ。
 不利な環境でも「一回の練習に集中することで補ってきた」(小山選手)。ショートでの練習も生き、小山選手は「コーナーの基本姿勢は同じ。無駄な力を抜く加減を身に付けられた」と振り返る。2人とも県スケート連盟が主催する新人発掘講習会に参加し、小学2年で本格的に競技を始めた。講習会の成果が実り、指導する連盟の佐々木遵事務局長(51)は「2人とも始めた頃から、バランスを崩してもすぐに立て直せた。センスがあり、これからが楽しみだ」と目を細める。
 来年2月には全国大会を控える。小山選手は「入賞を目指す」、金井選手は「前回は惜しいところで予選落ちした。今度こそ上に行く」と意気込んでいる。


2018年12月30日日曜日


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