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笑って楽しく年越し 福島の企業、児童養護施設の子どもら対象に交流会

お絵描きをして交流する子どもと参加者

 年末年始に自宅に帰れない児童養護施設の子どもたちを元気づけようと、企業の経営者講習などを担う「採用と教育研究所」(福島市)が29日、郡山市でチャリティーイベントを開いた。福島県内外から集まった有志約40人が、食事会などを通して子どもと親交を深めた。
 福島市の「アイリス学園」の18歳以下の子ども43人が参加した。屋内遊び場で過ごす班や飲食店で職場体験する班など、年齢に応じて4カ所に分かれて行動。活動後は飲食店で鍋を囲み、会話を楽しんだ。
 入所者の半数近くは虐待やネグレクトを受けており、年末年始の一時帰宅の時期にも帰れない子どもが多いという。イベントは、趣旨に賛同した有志が飲食代や移動費を全額負担する形で、2009年から開催している。
 アイリス学園の鴫原和彦園長は「年末に家に戻れない子どもたちのさみしさを和らげてもらっている」と感謝する。
 職場体験をした高校3年の女子(18)は「勉強になった。普段は知り合えない人と交流できてうれしい」と話した。毎年参加する須賀川市の会社経営藤島康広さん(43)は「子どもの成長を1年ごとに感じられるのが楽しみ」と語った。


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2018年12月30日日曜日


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