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<仙台初売り>名物茶箱求め130人 先頭は大晦日から並ぶ

豪華景品が入った茶箱を持つ買い物客=2日午前7時15分ごろ、仙台市青葉区のお茶の井ケ田一番町本店

 2日始まった仙台初売りは前年並みの人出でにぎわった。老舗商店や百貨店は伝統の豪華な景品のほか、近年人気の体験型福袋などをそろえ、平成最後の初売りを華やかに飾った。

 豪華景品入りの茶箱で知られるお茶の井ケ田一番町本店(仙台市青葉区)は、午前7時の開店前に約130人が列を作った。先頭の青葉区の20代男性は、昨年12月31日の午後6時半ごろから並び、茶箱や福袋など計1万円相当を購入。「昨年は目当ての商品が買えなかった。帰ってから家族と開けたい」と喜んだ。
 計100個の茶箱は1時間足らずで売り切れた。野本遥店長(36)は「茶箱を見ると正月を思い出すというお客さまもいる。初売りの伝統を守っていきたい」と話した。
 約8000人が開店を待った藤崎は、1万円以下の食品や服飾、雑貨の動きが良く、売り上げも前年並みで推移した。同店は今年、創業200周年を迎える。小野寺宣克常務は「仙台箪笥(たんす)であつらえた五月人形など記念の商品や福袋も好評だった」と話した。
 仙台三越は雑貨や宝飾品、時計などが好調だった。体験型福袋の反応も良く、午後5時までの売り上げは前年を15%上回った。渡辺憲一社長は「平成最後の正月に、記念の品を購入した方が多かった」と語った。
 青葉区の会社員寺岡千尋さん(43)は、平成最後の初売りを娘2人に経験させようと、中心商店街に初めて連れてきたという。「この30年、自分の環境が変化するとともに、行く店や買う物も変わってきた。商店街の初売りは活気がある。いつまでも続いてほしい」と願った。


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2019年01月03日木曜日


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