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3キロ完歩 新春に健康願う 福島・浪江で「あるけあるけ初日詣」

日の出後、復興を祈願して披露された地元保存会の神楽

 福島県浪江町で1日未明、町役場から高台の大平山霊園まで約3キロを歩く「あるけあるけ初日詣(はつひもうで)大会」があった。完歩した町民約100人が初日の出を拝んだ。
 大平山霊園では参加者に地元名物の「なみえ焼きそば」などが振る舞われた。日の出後には地元の「浪江町川添芸能保存会」が東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興を祈願した神楽を披露した。
 同大会は1980年、町民の健康増進を目的に町などが始めた。原発事故後、全町避難に伴い中断していたが、町中心部の避難指示が2017年3月に解除され、18年元旦に再開した。震災前は町役場から請戸漁港までのルートだったが、沿岸部が護岸工事中のため昨年から変更された。
 帰省中の孫らと参加した南相馬市に避難する無職千田ヨシ子さん(67)は「大変かと思ったけど子どもたちも楽しく歩けた」と笑顔を見せた。


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2019年01月03日木曜日


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