宮城のニュース

「震災思い出し落ち着かなくなる」小5で12.9%、中1は6.7% 県教委調査

 小学5年と中学1年を対象にした県教委の2018年度学習意識調査で、東日本大震災を突然思い出し、気持ちが落ち着かなくなることがある児童生徒が小5で12.9%(前年度比1.7ポイント減)、中1で6.7%(0.3ポイント減)いることが分かった。
 「震災を思い出し、授業に集中できないときがある」と答えたのは、小5で11.2%(1.7ポイント減)、中1で5.0%(0.6ポイント減)。「震災があったために家庭学習がやりにくい」との回答は小5で11.2%(6.3ポイント減)、中1で6.5%(0.3ポイント減)だった。
 学校の管理職らを対象にした調査で、「震災後、授業に集中して取り組めない児童生徒が多くなった」との回答が小5で11.5%(0.1ポイント減)、中1で9.4%(0.8ポイント増)と、小中とも1割前後を占めた。
 震災前に比べ、児童生徒の家庭学習の時間確保が難しくなったと答えたのは、小5で6.0%(2.4ポイント減)、中1で10.2%(2.0ポイント減)。「震災の影響と思われる、気になる様子が見られる児童生徒の割合」は小5が0.7%(0.1ポイント減)、中1が0.5%(0.1ポイント増)で、前年度からほぼ横ばいだった。
 県教委義務教育課の担当者は「震災の影響を感じている児童生徒は緩やかに減少しているが、依然として少なからずいる。一人一人の様子を細やかに観察し、指導していく必要がある」と話した。
 調査は昨年6月下旬、仙台市を除く県内の小中学校約400校で、小5と中1の約2万800人を対象に実施した。


2019年01月04日金曜日


先頭に戻る