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<東北中央道>山形県内2区間が年度内に開通 南東北つなぐ「高速の輪」誕生

整備が進む上山市の東北中央道かみのやま温泉IC付近=2018年12月4日(東日本高速道路提供)

 東北中央自動車道(相馬−横手間、268キロ)の南陽高畠−山形上山インターチェンジ(IC)間(24キロ)と東根−東根北IC間(4.3キロ)が2019年3月までに開通し、宮城、山形、福島3県の県庁所在地エリアと米沢市を結ぶ「高速環状線」が誕生する。観光や物流の流動活性化へ向けて、沿線地域の期待も高まっている。
 南陽高畠−山形上山IC間の利用開始で、米沢市と山形市の間の所要時間は約1時間10分から約50分に短縮される。17年11月の福島大笹生−米沢北IC(35.6キロ)の開通で、福島と米沢市間も約1時間から約40分になった。
 米沢市や上山市は、温泉や史跡といった観光資源が豊富だ。新たな区間の開通によって、東北を周遊する広域観光の環境が整う。首都圏や東北の玄関口であるJR仙台駅、仙台空港、山形空港とのアクセスも向上するため、訪日外国人旅行者(インバウンド)の誘致にも効果がある。
 国と東日本高速道路が整備する東北中央道は19年3月までに全体の約75%が開通することになる。残る区間では、相馬−相馬山上IC間が19年度内、霊山−福島保原IC間と国道4号IC−桑折ジャンクション(JCT)間も20年度内の開通を見込む。秋田、山形両県の残り区間も既に事業化され、全線開通に向けて工事が進んでいる。


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2019年01月04日金曜日


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