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<気仙沼大島大橋>4月7日開通を宮城県正式発表「観光振興に期待」

 宮城県は4日、気仙沼市の離島・大島と本土を結ぶ気仙沼大島大橋(356メートル)を4月7日午後3時に開通させると正式に発表した。離島の架橋事業は東北で初めて。観光振興に加え、非常時の緊急輸送路としての役割も期待される。
 村井嘉浩知事は4日の定例記者会見で、「復興のシンボル」と位置付けた架橋について、「何かあった際に島民が船を使わずに本土に渡れる『命の橋』になる。観光面でも大きな経済効果がある」と強調した。
 2014年11月に着工し、18年11月に工事が完了した。工事費は約60億円。片側1車線で歩道も設けた。橋脚間の長さは297メートル。アーチ橋として東日本最長となる。
 大島の浦の浜地区と、本土側の国道45号を結ぶ県道大島浪板線(8.0キロ)の整備事業の一環。橋を含む5.5キロ区間が開通する。一部ののり面で亀裂が見つかったため、既存の県道を迂回(うかい)路に使う。整備中の三陸沿岸道路と接続する計画もあり、全区間の完成は20年度中を予定する。
 大島は東北最大の有人島で約2450人が暮らす。架橋構想は1967年、県勢発展計画に盛り込まれた。東日本大震災で島が孤立状態になったことなどから、国の復興事業での整備方針が決まった。


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2019年01月05日土曜日


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