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<E番ノート>3代目/背番号7を引き継いだのは

 東北楽天の背番号7はチームの看板選手が背負ってきた。初代は主砲の山崎武司さんで、2005〜11年に精神的支柱として屋台骨を担った。12〜17年の2代目が今季、引退した松井稼頭央・西武2軍監督。13年の球団初のリーグ優勝、日本一を主将として引っ張った。
 歌舞伎、落語の世界の大名跡のように、7番は万人に認められた選手が引き継ぐものだと思っていた。それだけにドラフト1位辰己(立命大)が3代目となったことに、少し驚いたファンがいたかもしれない。
 候補者は他にもいた。35番島内は昨季全試合出場し、今季も2年連続で規定打席に到達した。今や堂々たる主力。昨年の契約更改後の記者会見で「ゆくゆくは7番を」と明かした。球団の野手で初めて新人王に輝いた25番田中は、11月の日米野球で7番を付けて戦うなど、師事する松井への尊敬の念を常に持っていた。公言こそしなかったが、欲していたことだろう。
 「島内や田中は今やチームの顔。自覚を促す意味でもどちらかに7番を引き継いでも良かった。新人には荷が重いのでは」と、ある主力選手から聞いた。辰己がスター候補生であることに議論の余地はない。重圧に負けることなく、1年目から7番にふさわしい活躍をすることを期待したい。(金野正之)


2019年01月05日土曜日


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