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<故藤沢周平さん>「寒梅忌」27日に20回目で幕 愛好会会員の負担大きく

藤沢周平さん=1978年7月

 鶴岡市出身の作家、藤沢周平(本名・小菅留治)さんをしのび命日の1月26日前後に毎年開かれてきた「寒梅忌」が27日、20回目で幕を下ろす。ファンでつくる鶴岡藤沢周平文学愛好会が主催してきたが、温暖な時期の開催を求める声が高まり、来年以降は別のイベントを検討するという。
 寒梅忌は藤沢さんが亡くなって3年後の2000年に始まり、地元のファンが藤沢さんゆかりの作家や編集者を招く文学忌として定着した。厳しい風雪に耐えて花を咲かす寒梅に藤沢さんの人となりや作風を重ねて命名されていた。
 愛好会事務局によると、全国各地から熱心なファンを集めるようになった一方、会員らの負担も大きくなっていた。来年以降は会員参加を中心としたイベントに転換するという。
 最終回となる20回目は、元NHKアナウンサーの松平定知さんが記念講演し、藤沢さんの人気作「蝉(せみ)しぐれ」の最終章を朗読する。寒梅忌の始まった頃の関係者によるトークイベントや、藤沢さんが好きだったという赤いバラを祭壇に献花する企画もある。
 午後1時から。会場は鶴岡市みどり町の市中央公民館。愛好会会員以外の定員は300人で入場無料。
 事前の申し込みが必要で、往復はがきに郵便番号、住所、氏名、人数(2人まで)を書き、〒999−7548鶴岡市みずほ12の5、鶴岡藤沢周平文学愛好会事務局整理券係に申し込む。応募者多数の場合は抽選。11日必着。
 連絡先は事務局川井良三さん080(3333)7372。


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2019年01月08日火曜日


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