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<肘折温泉>「さんげさんげ」行者姿の11人、無病息災祈り練り歩く

一年の無事を祈り、温泉街を歩く行者姿の一行

 山形県大蔵村の肘折温泉で7日、出羽三山信仰とつながりの強い越年行事「さんげさんげ」があった。行者姿の一行11人が温泉街を練り歩き、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。
 同温泉は全国有数の豪雪地として知られ、温泉街は例年よりやや少ないものの210センチ以上の積雪に覆われている。一行は時折雪が降る中、ほら貝を吹き、「さんげさんげ、六根罪障(ろっこんざいしょう)」と唱えて回った。
 さんげさんげは目や耳、鼻など、感覚や意識を生じさせる六つの器官「六根」のけがれを落とし、新年を迎える行事。江戸時代に始まったといわれ、戦後一時中断したが、住民有志が1984年に復活させた。


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2019年01月08日火曜日


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