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<天童いじめ自殺5年>市長ら献花 再発防止策を強化

 いじめを受けていた天童市天童一中1年の女子生徒=当時(12)=が自殺してから5年となった7日、同市の山本信治市長らが現場に花束を手向け、再発防止を誓った。
 市は女子生徒の自殺後、生徒や保護者の相談先となる相談員を増員し、各中学校に1人ずつ配置。山形県教委もいじめの早期発見や早期対応に向け、各校でまちまちだった子どもへのいじめ調査の内容を統一し、少なくとも2回以上実施するなど対策を強化した。
 県教委によると、県内の児童生徒のいじめ認知件数は、2014年度の4538件から16年度には約1.5倍の6740件に増加。県教委は「潜在的ないじめが顕在化された」(義務教育課)としている。
 女子生徒は14年1月7日、天童市のJR奥羽線高擶(たかたま)−天童間で線路内に侵入、新庄発東京行きの山形新幹線にはねられ、死亡した。自宅から「陰湿な『イジメ』にあっていた」などと書かれたノートが見つかり、市が設けた第三者委員会は15年10月に「いじめが自殺の主たる要因」と結論付けた。遺族と市は賠償などを巡って協議を重ね、16年9月に和解した。


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2019年01月08日火曜日


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