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女川・離島航路の被災ターミナル再建着工  観光振興にも期待

離島航路ターミナルの外観イメージ

 東日本大震災の津波で流失した宮城県女川町の離島航路ターミナルが着工され、現地で8日、安全祈願祭があった。出島(いずしま)、江島(えのしま)、金華山(宮城県石巻市)の往来の拠点として3月中の完成を目指す。
 再建するターミナルは木造平屋、延べ床面積222平方メートル。震災前より約70平方メートル広く、船員の休憩室や屋外倉庫を新設。待合室には畳敷きの小上がりを設ける。工事費は7862万円で復興交付金を活用する。
 事業者は2013年からプレハブの仮設施設で営業を続けてきた。
 式典に町職員ら約20人が出席。須田善明町長は「航路は出島、江島の方々にとって生命線であり、観光面でも意味のあるもの。ようやくあるべき環境を整えることができる」と話した。
 町によると、町中心部と出島、江島を結ぶ離島航路の利用者は10年度に7万1265人だったが、16年度は1万6250人に激減。同町と金華山を結ぶ観光航路の利用者は09年の約1万5000人から、16年は約8600人に減った。


2019年01月09日水曜日


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