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<長町ゆとり〜と>地域密着情報誌、発刊20年 変化する街伝え続ける

「長町まざらいん」が毎月欠かさず発刊している「ゆとり〜と」

 仙台市太白区長町地区の地域情報紙「長町ゆとり〜と」が、発刊から20年を迎えた。月1回、イベントや地域の歴史など地元に密着した情報を発信し続けている。作製するまちづくりグループ「長町まざらいん」の谷政子会長(66)は「地域の声が集まり、人々がつながる広場として発行を続けたい」と意気込む。

 「ゆとり〜と」は1998年10月創刊。B5判、4ページで、地元の商店主や主婦、弁護士ら、まざらいんメンバーが取材、編集を手掛ける。ほぼ広告収入だけで毎月8400部を長町、鹿野、砂押地区などに配布している。発刊号数は昨年12月、224号を迎えた。
 高齢者の体験談「口伝・長町物語」と、名所を紹介する「わがまち・ながまち見聞録」が交互に1面を飾り、毎回反響を呼んでいる。「長町弁」による「川柳・俳句」も人気。谷さんは「転勤してきた若い世代や、子どもたちが長町弁に興味を持つきっかけにしてほしい」と話す。
 昨年9、10月には20周年を記念し、2回の特集「紙面で見る長町の変化」を掲載。太白図書館と区文化センター「楽楽楽ホール」のオープンに寄せる住民の期待の声や、JR長町駅の旧駅舎との別れを惜しむ利用者の様子など過去の記事を再掲載し、長町と「ゆとり〜と」の歩みを振り返った。
 長町地区は旧国鉄貨物操車場跡地が再開発され、2007年に「あすと長町」が誕生するなど、街の姿を大きく変えてきた。
 谷さんは「大好きな長町を面白くし、将来を考えようと編集してきた。古くからの住民も引っ越してきた人も安心して生活できる街を目指して、毎月大事に発刊したい」と話した。


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2019年01月09日水曜日


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